ほのかに香って下さい。

化粧品売り場イコール香水臭いと、特に男性の方にはそういうイメージがあるかもしれません。
化粧品の匂いに慣れないと、化粧品の匂いも香水も同じ香りに感じる。
人間の嗅覚は五感の中でも一番衰えているらしいので、かぎ分けは難しい。
デパートの化粧品売り場なんて、何十ものブランドがひしめき合っていて、それこそ個性のぶつかり合いみたいな所です。
香りもぶつかり合うのよねー。

ただね、香りというのは1つの販促でもあって、香水フェアの時は香水を売り場に撒くくらいしなさいと商品部からお達しが来たこともあります。
焼き肉屋さんで、肉を焼いているニオイに釣られるのと一緒ですね。

国内メーカーしかない化粧品売り場でも、美容部員さんが香水好きな人だとプンプンに香ります。
各々が付けている香水が同じ香調ならまだ良い。
しかしフローラルが好きな人もいれば、男モノが好きな人もいます。
やっぱり、香りがぶつかりあう職場です。

そこで、私が目を付けたのは練り香水。
耳の裏にちょちょっと付ければ、ほのかに香る。
自分が香りを感じれれば良いので。

これが意外にも、他の売り場の男性社員から好評だったんです。
「化粧品売り場の人って香水のニオイがキツイけれど、そんなでもないね」
むふふ、私の目論見通り。



一般的に男性は香りが苦手なのかもしれない

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